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2020年09月07日
坂戸店ブログ

石村が語る ~ボランティア経験~

こんにちは!

坂戸店の石村です(`・ω・´)

今回は石村の体験談とボランティアのススメになります(=゚ω゚)ノ☆

いやぁ、どうも。

 

石村です(・∀・)ウヘヘヘ

 

 

最近は台風の話題や被害がどうのこうのって話が多いですね。

そこで今回は、以前東松山市でおきた川の氾濫と、復興のボランティアに行った時のお話(実話です)を語りたいと思います。

 

 

まず、最初に今回の大切なキーワード・・・

そう。

 

パワーワードは・・・

『石村の筋肉は優しさとたんぱく質で出来ている』

 

え?何言ってんの?( ゚Д゚)

と、思った方は・・・

 

見てろよ、見てろよぉ~(´゚д゚`)

実は感動名場面に使われたセリフなのです(笑)

 

まず、はじめに・・・。

 

2019年10月13日 越辺川・都幾川堤防決壊

台風19号が上陸していた時、世間では大騒ぎになっておりましたね。

丁度、石村は実家に避難して愛猫ネロ君と窓越しで外を見ていました。

 

普段は比企郡滑川町で一人暮らしをしているので、両親と共に『大変だねぇ~』とニュースを聞きながら強い風と雨がドアを叩いているのを聞いておりました。

 

本当に未だかつてない強さの台風だとメディアが取り上げるものだから、我が家も珍しく窓にガムテープを張って補強しておりました。

 

なんやかんやで、夜が明け実家がある旧花園町では、いつも通りの朝が訪れておりました。

 

石村も『強い台風だったなぁ~』と思いながら、いつものように朝食を食べて、スーツに着替えて、お仕事へゴー!(-_-;)

 

 

そうすると、国道254号線に入ってから異変に気付きました。

物凄く道路が混んでおります。

 

『一体、何事!?(´゚д゚`)』

 

と思って、やっとの思いで東松山の会社へ到着すると・・・

 

 

従業員が何名か来ておりません。

上司たちもバタバタしていた中、『どうしたんですか?(・∀・)』と聞いたところ

『ニュース見た!?高坂エリアが水没した!!』

 

とのことでした。

 

恐らく寝ぼけてたのか

 

『水没ってなんの比喩表現なのかな?(^ω^)』

『昨日の台風で高坂の売り物件に水が入ったのかな?(^ω^)』

 

と最初は思いました。

 

 

『今日は何の業務から取り掛かろうかなぁ~』と考えながらパソコンをつけて、パソコンが起動する間にコーヒーを一杯淹れて『よしっ!!』と構えた所、某サイトトップページに記事が出ておりました。

正直、目を疑いました。

この時、人間って本当に全く予想もしない出来事が不意に起こると、思考が停止するんだって実感しました。

 

上司たちがバタバタしていたのも、管理物件の入居者様達の安否確認や管理物件の被害状況等。

やっと事態を把握した石村も被害状況の把握に走りました。

 

 

高坂方面の被害と、東松山南中のエリア青鳥方面の被害が特に大きかったですね。

 

 

 

 

そして、数日後に石村は仕事終わりに通いなれているトレーニングジムへ行って大胸筋を鍛えに行った時に意識が一気に変わることになるのです・・・。

 

筋肉ムキムキマッチョマン(変態)現る

ジムにて『ガチコン、ガチコン』トレーニングをしていると、いつものメンツが集まりトレーニング間際の雑談をしておりました。

 

『東松山の被害ってどうなんだろうね~』

『凄かったみたいですよ~』

石村も

『写真見ました?他人事じゃないですよね~』

等と話をしていると、奥から筋肉ムキムキのマッチョマン(変態)が現れて話をし始めました。

 

要約すると、自分は市役所勤めで社会福祉協議会の担当とのこと。

現在、力のある動けるボランティア人員が不足しており、手を貸してくれないか?とのことでした。

 

その場は、皆で『足りないならお前が行けば5人分くらいの戦力にはなるだろ~(笑)』

って笑い合ってましたけど、石村だけは笑わず、その人の目をジッと見つめました。

 

そう。

 

手を貸してほしいと言っていたその人は、目が笑ってなかった。むしろ、本気でお願いしている目でした。

 

 

この時、石村の頭の中では『手伝ってあげたい』という気持ちと『知らない人ばかりの所へ一人で行くのは恥ずかしい』という2つの気持ちがこみあげてました。

 

結論、その時その場で『じゃあ俺参加します!』とは言えませんでした。

 

 

 

その次の日、会社へ出社して、朝礼後に部下たち全員へ『休みの日にボランティアに行こうと思うんだけど、一緒に行く人いる~??』と確認しました。

正直、1人くらいは手を挙げると思っていたのですが、みんなはニコニコしながら申し訳なさそうに下を向いていました。

 

予定がある訳ではないけど、ちょっとなぁ・・・。といった感じでしたね。

石村も無理強いはしたくなかったので、『了解!変なこと聞いてゴメンね!』と内心寂しそうに、業務に取り組み始めました。

ボランティア活動は偽善活動?

『ボランティア活動をしようとする俺は、偽善者に思われてるのかなぁ?』

と、らしくもなくネガティブなことを考えておりました。

 

今になって考えると、全く知らないことを一人でするのは勇気がいること。

当時の石村はまだ勇気がなかったんだろうなと思いますね。

 

色々と考えている中で、どうしても被災地の事が頭から離れず・・・

石村は思いつきました!

 

『被災地へ直接行って状況を自分の目で見てみよう!』

 

ということで、連休の1日目に自家用車で高坂エリアへ行くことにしました。

 

正直、目を疑いました。

実際に車で走ってみて本当に驚きました。

 

 

道路には横転した車が大量に路肩に移されていて、道端の至る所に自衛隊員や自衛隊の車両が駐車してあって、泥を土嚢袋に詰める作業・・・。

道は泥まみれで白線が見えないどころか、縁石まで見えない状態です。

 

 

もう少し走ってみると、宅内浸水があったのか外で泣いている奥様をなだめる旦那様と途方に暮れている近隣住民。

 

これはニュースでも何でもなく、現実で起きていることなんだな。

 

 

でも、不思議なことに高坂エリアを出てちょっとだけ駅寄りに行くと、何事もなくいつも通りの街並みがある。

 

 

 

この時、石村の中で何かが吹っ切れましたね。

『偽善でも何でも良いから、人の為になることをしよう』

 

そして、連休の2日目に社会福祉協議会へ行って、ボランティアにエントリーしました。

受付にはジムで人手が足りていないと言っていた、筋肉ムキムキマッチョマン(変態)がいたので声を掛けました。

 

『微力ながら、救援に来ましたよ!』

 

すると、その人は笑顔で言ってくれました。

 

『石村さんは来てくれると思ってました。自分が話をしている時、石村さんだけ目が真剣でしたからね』

 

 

なんだか、少し嬉しかった半面、『今日は全力でお手伝いするぞ!!』

と気合が入りました。

待ち受けていたボランティアの実情

ここまでの話を見ると、石村の心境の変化とくだらない自己満足の物語に思われるかと思います(笑)

 

ですが、ここからの話が少し生々しいです。

 

 

まず、初めにボランティア活動でエントリーしている人たちは『個人』で参加している人もいれば『グループ』で参加している人たちが多かったです。

 

ですが、ほとんどの参加者は県外や市外から来た高齢の方々・・・。

現場仕事のお兄さんや若い人、トラックなどの車両を用意できる人たちが優先されておりました。

 

今回の被害は台風での浸水だった為、泥を土嚢袋に詰めてトラックに載せたり、水を大量に吸った畳を引き上げたり、浸水した壁の板(石膏ボード)をバールで破壊して撤去したり等の重労働が多かったりしました。

 

その為、若くて力のある人たちが大量に必要でした。

ですが、肝心の若い人たちは少しだけしかいません・・・。

 

実際に現場へ行くのにパーティーを組まされるのですが、パーティーは

・パワー系

・輸送系(廃品の回収・ゴミ処理場への持ち込み)

・清掃系

のバランスで組まれておりました。

 

パワー系と輸送系の人が足りなくて、清掃系の人が過剰にいるという状態。

そして、実はかなり必要とされていた人材がおりました。

 

それは

 

地理がわかる人

 

実際にボランティア志願者は市内の人より市外、県外から来た人が圧倒的に多かったです。そのため、土地勘が全くわからなく、現地に辿り着くまでで時間を大量消費してしまう。ということが起きておりました。

 

社会福祉協議会としては、ボランティア活動をする”作業員”の人たちの安全も考慮しないといけないということで、午後1時~午後4時くらいまでしか活動を許可しておりませんでした。

 

その為、道に迷ったりしてしまうと、作業時間が減ってしまう。ということが何件も起きてしまっておりました。

そこで、石村がとった行動は

 

『自分、地元の不動産屋なので誘導出来ます!』

と主張し、わかり難い現場への誘導係を担当すると申し出ました。

幸い、自家用車のプリウスαちゃんも5人乗りなので、石村プリウスαに5人乗せて、後ろから大型トラックについて来てもらう。という超効率パーティーが完成いたしました。

 

 

実際にボランティア現場で必要になる人たちの中で、私たちみたいな地理を知っている人の存在は想像以上に大きい事を学びました。

 

 

なぜかパーティーのリーダーをやることになってしまったので、現地に到着して依頼主に依頼内容を聞きに言ったら・・・

 

 

以前、『管理しましょうか?(・∀・)』と飛込訪問していた大家さんのお家でした。

実際の大家さんは避難所にいるということで、無事を確認して依頼内容をまとめて、それぞれのメンバーへ作業内容の指示をしました。

 

 

本当の大変さはここからだった・・・。

社会福祉協議会からの支援品はスコップや軍手、タオル、土嚢袋、粉塵マスク。残りは全て各自で用意しないといけませんでした。

 

いざ、現場へ到着して作業を始めると、想像以上に厳しい環境が待っておりました。

 

 

まず、あたりは全て泥まみれの為、足場が悪く、簡単に滑ったりするところ。

そして、浸水被害に合ったのは殆ど農家だったので、泥の下に鎌やのこぎり、畑を耕す道具などがゴロゴロ転がっている。ですが、泥で隠れて見えない。

万一ケガをしてしまうと、伝染病に感染する可能性が凄く高い状況でした。

 

そして、農作物が泥に混ざってしまい、あちらこちらに見たことのない大きさのクモや皆大嫌いな茶色いアイツ『G』が大量にいたり・・・。

 

その中に軍手を3重にした手を突っ込んだり、進んで行かないといけなかったり・・・。

 

この時期は、まだ残暑でマスクをしての作業は本当にキツかったですね。

 

そして、バールで壁をぶっ壊して片付けていく・・・。

水浸しの畳も回収してトラックへ載せる・・・。

 

休憩時間も設定されてありましたが、時間が足りないということで全て返上して作業を続けておりました。

 

 

 

バタバタ作業をしていると、何故かあの時の言葉が脳裏に浮かびました。

『休みの日にボランティアに行こうと思うんだけど、一緒に行く人いる~??』

 

 

こんな軽い気持ちで来る場所ではない。本気でそう思いました。

 

正直、体力的にも精神的にも本当にキツかった。

でも、目の前の困っている依頼主はそれ以上にキツい。

 

石村は家に帰れば、あったかいシャワーを浴びてゆっくりする場所があるけど、被災した人たちにはそれがない。あったとしても、避難所では心から落ち着けるのかと言われると恐らく、落ち着けないと思う。

 

 

こう考えると、本気で力を貸さないといけないなと思いますよね。

不思議と石村のパーティーは物凄く団結しておりましたので、依頼内容の業務以上の仕事がこなせたと、依頼主は大変喜んでくださいました☆

 

 

 

依頼主様曰く、今までもボランティアのパーティーは何組か来たけど、休憩時間を全て返上して作業してくれたのは石村パーティーが初めてだった。とのこと

 

依頼主様と色々とお話をしている中、涙目になりながら本音で言った一言が

『財産も畑も、車も全て流されました。これからどうすれば良いのか・・・』

 

流石に石村も返す言葉が無く・・・

 

 

 

すると、場の空気が重くなったのを感じた依頼主様が場の空気を変えようと冗談を言ったのです。

 

 

 

『石村さんはこういう時の為に体を鍛えてるんですか?(笑)』

 

この時の返事が石村語録集の中に入っている名台詞

 

 

 

 

『石村の筋肉は優しさとたんぱく質で出来ています(笑)』

『こういう時以外にも世の為、人の為なら喜んで使いますよ!』

 

 

 

 

と返しました。

依頼主様と周りのパーティーメンバーもニヤけてましたね。※誰一人笑わなかった。

 

 

最後の撤退間際に依頼主様は、おにぎりとペットボトルを1人1個ずつ渡してくれて石村に質問してきました。

 

『どこの不動産会社の社員さんなの?』

 

私が返事したのは

『東松山にある地元密着の会社です!』

 

会社名は言いたくなかった。

なぜなら、これは個人的に行った活動だから。

 

石村個人として活動している中で、お礼も知名度も何もいらない。

自己満足ってやつだと言われるかも知れませんが、目の前の困っている人を助けられたなら、自己満足でも偽善活動でも何でも良いです。

 

現地に行って行動すること自体出来ずに、批判している心が悲しい人よりかは、石村の方がよっぽど幸せに生きてますからね(*^^*)

 

 

 

その後、なんやかんやで社会福祉協議会本部へ戻りました。

 

長いけど、短い。色んな成長が出来た1日が終わった。

たった1日で、人生のどん底、人の温かさ、自分自身の成長。

色んな経験をすることになった1日でした。

 

今になって振り返ると、石村の座右の銘にもある『一期一会』というのは、この日を境により深い意味をもったなと感じます。

 

どんな災害でも、どんな苦境でも、人生どん底という場面は生きていれば必ず出てくると思います。ない人もいるかもしれませんが(笑)

 

 

でも、ものすごく勉強になったのは

 

・家が流されたら、建て直せばいい。

・ローンが返せないなら、破産手続きなり、法的措置をとればいい。

・車が流されたら、コツコツお金を貯めて買い直せばいい

 

しかし

 

・死んでしまったら何も出来ない

 

 

どん底に落ちた時ほど、生きている幸せを噛み締めないといけないなと身をもって学べました。

 

今後も、温暖化等の影響で世界的に多くの天災が起こると言われております。

色々な物、我々の業界で言うと、『動産』が壊れたりする可能性が高いです。

 

 

ですが、我々の心の奥にある『生きようとする心』

 

 

これこそが私たち人間が一番守らないといけない

『不動産』

なのかも知れませんね。

 

 

長くなりましたが、世の中の若い人たちの若い力を必要とする場面が多くあります。

そんな、必要とされる時にこそ、覚悟を決めてボランティアという活動で世の為、人の為に活動してみませんか?(・∀・)☆

この記事を書いた人
石村 ジョンパウロ イシムラ ジョンパウロ
石村 ジョンパウロ
はじめまして!石村ジョンパウロと申します! 私は不動産業界に入って9年目になります。不動産屋さんって何をするのか全くわからないまま不動産業界に入り、のめり込んだ結果「宅地建物取引士」の資格を取得することができました♪私の主な業務は賃貸・売買・ファミリーホームの建築営業になります。 私は日本人とブラジル人のハーフで基本的には日本語を話しますが、実家に帰ったりブラジル人のお客様がご来店された時にはポルトガル語でお話ししております。特技は日本語ポルトガル語の通訳ということですかね☆ 今まで色んなご縁で賃貸・売買の契約をさせて頂いたり、お客様からのクレームの対応もしたりしてきました。今まで培ってきた知識と経験でお客様一人一人に喜んでもらえるように一生懸命頑張ります! また、私の座右の銘は「一期一会」。すべての出会いは偶然ではないと信じてますので、感動して頂けるよう尽くします!宜しくお願い致します! 石村(いしむら)とお話ししてみたい!という方はピタットハウス坂戸店までお気軽にご連絡して下さいね♪  TEL:049-280-8300
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